リテーナーを使っていると「なんか浮く」「外れやすくなった」「臭いが気になる」など、さまざまなトラブルが起きることがあります。
こうした症状を放置すると、歯が正しい位置に保持されなくなり、矯正後の後戻りにつながる可能性があります。症状別に原因と対処法を確認しましょう。
リテーナーが浮く・取れやすくなった場合
装着時にどこかが浮いたり、寝ている間に外れていることが増えた場合は、次の原因が考えられます。
- リテーナー自体の変形:熱・圧力・時間経過により素材が変形した。
- 歯並びの変化:後戻りが始まっており、リテーナーと歯のかみ合わせがズレてきている。
無理に押し込んで装着するのは禁物です。歯に不必要な力がかかる場合があります。まず作製元または歯科医院に相談してください。
割れた・ひびが入った場合
ひびや割れを見つけた場合は、市販の接着剤などで自己修理しないでください。わずかなズレでも形が変わり、歯へ不適切な力がかかる原因になります。
- 使用を中止して保管する
- 鋭いエッジが口内を傷つける場合は、すぐに外して使用をやめる
- 作り直しを検討する(予備がある場合は予備を使用)
臭いが取れない場合
洗っても臭いが気になる場合は、素材に菌が定着している可能性があります。
- 専用洗浄剤で一晩浸け置きを試す
- 重曹水(小さじ1/コップ1杯)に30分浸ける
- 改善しない場合は素材の劣化が進んでいるサイン。交換を検討する
研磨剤入り歯磨き粉や熱湯はリテーナーを傷める原因になるため、絶対に使わないようにしましょう。
痛い・きつい・歯に合わない場合
装着時に強い痛みや圧迫感がある場合、次の2つが考えられます。
- 歯並びが変化している:後戻りが起きており、リテーナーが歯に合わなくなっている。この場合は無理に装着せず歯科医師に相談。
- リテーナーが変形している:熱などで形が変わり、特定の歯に過度な力がかかっている。
痛みを我慢して装着し続けることは、歯・歯ぐき・歯根へのダメージにつながります。
こんな状態なら作り直しを検討して
- 割れ・穴・ひびがある
- 黄ばみや臭いが洗浄で取れない
- 装着すると強い痛みや圧迫がある
- 最後まで入らない・大きく浮く
- 作製から2年以上が経過している
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リテーナーを作り直す →まとめ
リテーナーのトラブルは放置するほど後戻りリスクが高まります。「浮く」「割れた」「臭い」「痛い」のいずれのケースも、自己判断での修理や無理な装着は避け、早めに対処することが大切です。症状が続く場合は歯科医師に相談し、必要に応じて新しいリテーナーへの交換を検討しましょう。